小さなサインを見逃さない 〜シロアリ被害の初期症状〜
家の柱や床下に潜むシロアリは、表から見えにくいのが厄介なところです。 しかし、早期発見につながる「小さなサイン」はいくつかあります。 • 床がふかふかして沈む感じがする • 壁や柱に小さな穴がある • ドアや窓の開け閉めが重くなった • 羽アリを見かけた これらはすべて、シロアリが木材内部を食べ進めている可能性を示すサインです。 見た目ではわかりにくいため、「少しでもおかしい」と思った時点で点検を依頼することが、被害を最小限に抑える一番のポイントです。
自分でできるシロアリ対策
被害を防ぐには、住まいの環境をシロアリが好まない状態に保つことが大切です。 以下のような簡単な対策から始めましょう。 1. 床下や外壁まわりを乾燥させる 湿気はシロアリの大好物。定期的な換気や除湿を心がけましょう。 2. 木材を地面に直接置かない 庭やベランダに木材や段ボールを放置すると、巣作りの原因になります。 3. 定期的に専門業者に点検を依頼する 年に一度の点検を習慣にすると安心です。被害が出る前に対策できます。 たとえ築年数が浅い家でも、油断は禁物。 「被害が出てから」ではなく、「出る前」に対策することが家を守る秘訣です。

